YOGAクラス 過去のテーマとヨガのポーズ

YOGAクラスの過去のテーマとヨガのポーズをご紹介します。[2017年のページに戻る]

8月のテーマ『体で感じること、鏡で見てわかること』

今回紹介する「つりばりのポーズ」は丁寧に行うと、左右差やねじれを改善していく効果があります。
ただし、むきになって矯正しようとすると、かえって、体の深部のずれやねじれを招いてしまう危険がありますから、おおらかにやりましょう。

つりばりのポーズ

1セット目は鏡に向かって行ってみましょう。2セット目は自分の体感にしたがって行います。左右どちらでも、やりやすいほうから行ってください。

@ 足先を正面に向けて、両足を大きく開く。床と両足でできる三角形が正三角形になるくらいの開きにする。脊柱をすーっと伸ばす。息を吐いて、肛門を軽く閉じ、お腹を軽く引き締め引き上げる。
つりばりのポーズ@

A 息をゆっくり吸いながら、両腕をゆっくり床と水平になるところまで上げる。頸や肩を力ませていないか、意識を向ける。肩を緩めると、肩が下がり、腕の長さが、指先の方向に1p近く伸びます。最初に、両腕を水平に広げて、指から指までの長さ(リーチ)がどれくらいあるか測っておくといい。その長さは身長とほぼ同じだが、一か月後には確実に伸びている。

余談になるが、競泳で次々に日本新記録を立てている池江璃花子選手(17歳)は身長171センチ、リーチの長さが185センチもあるそうです。
つりばりのポーズA

B 息をゆっくり吐きながら腰は動かさないで上体を左に傾けて、反対側の右体側を伸ばす。左腕は脱力して下にすーっと下げ、右腕は上方にすーっと伸ばす。右手のひらを返して、指先をさらに上方に伸ばし、左側に倒していく。意識としては右手の指先の方向に伸ばしていく。右側の肋骨がじわじわ伸ばされていく。10〜20秒、無理のない呼吸で保つ。
つりばりのポーズB

ゆっくり吸う息でAに戻し、吐きながら@に。2〜3呼吸で休息して、反対側に。慣れてきたらAまで戻し、連続して反対側に。2セット。
つりばりのポーズB-2