YOGAクラス 過去のテーマとヨガのポーズ

YOGAクラスの過去のテーマとヨガのポーズをご紹介します。[2017年のページに戻る]

7月のテーマ『夏こそ、脚を冷やさない工夫』

下肢の冷えは、むくみやだるさとセットになっています。
今月紹介する「眠るシバ神のポーズ」は、下肢の疲れをとるには最適のポーズです。
それに、最初のスタートの姿勢をとったときから、なんだか気持ちいいのです。

眠るシバ神のポーズ

脚は「腰から下、全部」という意識をもって行います。

@ 左体側を下にして横臥し、足の先から手の先まで一直線に伸ばすというイメージで、左腕を肩からぐーっと伸ばす。
眠るシバ神のポーズ@

A 左肘を曲げ左手で頭を支える。
右手は胸の前に置き、姿勢を安定させる。両足の甲、両膝、を正面に向ける。
眠るシバ神のポーズA

B 息を吐いて、肛門を閉じ、お腹を軽く引き締めて、ゆっくり息を吸いながら右脚を、足の甲、膝を正面に向けたまま上方に引き上げる。
脚全体を足先の方向にぐーっと伸ばすという感じで。下の左脚もしっかり伸ばしている。
そのまま無理のない呼吸で10〜20秒保つ。
眠るシバ神のポーズB
以下は、「勘違い」。一見気持ちよく高々と脚を引き上げているが、脚の向きが違っている。このポーズでは、足の甲、膝の向きに注意深くありたい。
眠るシバ神のポーズB勘違い

C 次に両脚をそろえて引き上げる。下になっている右脚で、上になっている左足を支えているようなつもりで。右脚腿の内側が使われているのを感じてみよう。上になっている左体側のウエストあたりがプルプルする。このまま10〜20秒キープ。
ゆっくり戻し、いったん仰向けになって呼吸を整え、今度は左右を反対にして行う。
2セット。
眠るシバ神のポーズC

終了後はゆったりのんびりくつろぎます。吐く息を長めに、お腹を沈ませるようにして丁寧に吐く。吸うときは、お腹をいくらか持ち上げて、自然に入ってくる分だけでいいのです。8〜10回腹式呼吸を行うだけで、今まで行っていたポーズの効果を深め、全身の血流がさらに促進され、心も体も深くくつろいできます。