YOGAクラス 過去のテーマとヨガのポーズ

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5月のテーマ『余分な力を抜いて』

 今月のポーズは「開脚のポーズ」です。
 多くの人が、苦手とするポーズであり、また間違った行い方をしている人も多いポーズです。骨盤内と下肢への血行を良くします。腿の内側をできる範囲でじわじわと伸ばしていきます。内部感覚をよく聞いて、痛っと感じたら、その瞬間、足首が緊張してしまいますから、加減しながらすすめます。余分な力を抜き、自分の左右の下肢に向かって、緊張する部分はどこか感じ取り、その部分に向けて「余分な力を抜いて」とつぶやきながら行うのがコツ。その部分に注意を集中しているそのことが、ポーズ中の瞑想です。

開脚のポーズ

開脚のポーズ1
@ 床に座り、両手を腰の後ろにつき、両脚を出来る範囲で大きく開く。膝や足首をリラックス。

開脚のポーズ2
A 両脚の間に手をつき、軽く息を吸い、ゆっくり息を吐ながら、肛門を閉じお腹を背中の方に向けて引き寄せる(骨盤を後傾させる)。

開脚のポーズ3
B 息を吸いながら骨盤を立て、胸を前に突き出すようにして、アゴを上げ顔を天井に向ける。

開脚のポーズ4
C ゆっくり吐きながらなるべく骨盤を立てたまま、手を前方に滑らせ、上体を前傾させていく。無理のない範囲で十分前傾させ、そのままこの姿勢でできる楽な呼吸(自然呼吸)で30秒〜60秒保つ。
お尻が床から浮かないように留意。むしろ手の位置はこのままで、両手で床を押して腰を後方に引くような感じ。また会陰部に注意集中。
上体を前に倒そうとするあまり、膝が内側にねじれる人がいるが、膝頭は天井を向いている。

開脚のポーズ5
D 両膝を閉じ手腕に抱えて休息。1セット