女性のためのグループセラピー(摂食障害集団精神療法)

 当センターでは、拒食症・過食症など摂食の問題を持つ女性の方のためのグループセラピー(集団精神療法)を設けています。

 太るのが怖く、食べることがうまくいかない。食べ過ぎたと思うと不安や自己嫌悪におそわれる。衝動的にたくさん食べて、吐く、下剤を乱用する、絶食する、より厳しいダイエットを自分に課す、といった過食‐浄化行動がたびたびある。自分を完璧にコントロールしていないと、自分を「OK」と思えない。人にどう見られているかとても気になる。

 こんなふうに、食べ物と体重をめぐって毎日自分と戦っていて、このままでは自分の人生が立ちゆかないと感じている人のためのグループセラピーです。

女性のためのグループセラピー概要

期間: 12回、1回90分
人数: 数名〜10名 (摂食の問題を持つ女性)
費用: 12回 39,600円(内税3,600円)
ディレクター: 経験豊かな臨床心理士、カウンセラーが担当いたします。
総合ディレクター: 森川那智子(セラピスト・こころとからだクリニカセンター所長)
顧問医: 杵渕幸子(精神科医・さちクリニック院長)
参加方法: 女性のためのグループセラピーは、不定期に行われておりますので、まずはお電話でお問い合わせください。
 現在治療を受けている方は、担当の先生の了解を得てください。はじめての方は、グループ参加の前に簡単な面接(30分)を致しますので、必ず事前にお問い合わせ下さいますようお願いします。※カウンセリングについては、カウンセリング参照

プログラムの一例

  • 習癖となっている食行動の代替案を探し、ためしていく
  • ヨガなどのボディワークを用いて、自分が「今、ここ」で感じていることへの知覚をうながす
  • ロールプレイやアートセラピーによる自己表現 ・・・など

 このグループセラピーは、同じ問題を持っている人たちの間で、本音で語り、ほっとくつろぐことができる場をめざしていますが、自助グループとは異なります。摂食障害グループセラピーは治療の場です。このことをふまえて、主体的にグループに参加する方をお待ちしています。

 次回の開催につきましては、日程が決まり次第、当ウェブサイトに掲載いたしますので、お待ちください。