
YOGAクラスの過去のテーマとヨガのポーズをご紹介します。[前のページに戻る]

ウサギのポーズ
先月、先々月と2回にわたって紹介した<ラクダのポーズ>と対照形のポーズです。
とくに意識してほしいのは仙骨です。尾骨〜仙骨がふわっと丸みを帯びるには、腹側に工夫が必要、恥骨の少し上あたりを上方にぐ〜っと引き上げます。順々に腹側の筋肉を柔らかく、しかし、ぎゅうっとたたみ、上方に、腰や背中方向に引き上げます。
通常、<ラクダのポーズ>と<ウサギのポーズ>を交互に行います。<ラクダのポーズ>が苦手な人も<ウサギのポーズ>を行った後に行うと、気持ち良くできます。
@ 正座して、膝の両脇に手をつきます
A 腰を浮かします。頸に負担がかからないよう注意しながら頭頂を膝前の床につけます。このとき、頸が苦しくないように頭の位置を調整します。膝になるべく近い位置に頭のてっぺんをつけたいのですが、うなじや頸部に負担がかからないようにします。腰を上げることにとらわれると、大概、後頭部に圧がかかっています
B 両手を伸ばしてかかとを掴みます。親指を足首の前側ないしは足の甲と床の間に入れ、掌全体でかかとをしっかり掴みます。これ以降、手の位置は動かさないようにします
C かかとを閉じて、肛門を閉じ、恥骨のちょっと上を仙骨のほうにぐっと引き上げます。ついで、へそを腰椎部のほうに引き上げ、胃部のところを背中のほうに引き上げ、胸を少し縮めて、肩甲骨と肩甲骨の間がじわっと広がってきます。そのまま3〜4呼吸、この姿勢でできる楽な呼吸で続けます
D かかとを開いて腰をおろし、額は前に伸ばしてからゆっくり上体を起こし、呼吸を整えます