YOGAクラス 過去のテーマとヨガのポーズ

YOGAクラスの過去のテーマとヨガのポーズをご紹介します。[前のページに戻る]

5月のポーズ『安座で行うねじりのポーズ』

安座で行うねじりのポーズ

ヨガでは背骨をねじり、ねじったままにしばらくとどまります。その行為にわたしは生命力を感じます。というのも実際やってみると、体の内側から熱さが広がり、汗ばむくらいなのです。

@ 安坐で座ります。安坐とは、まず左足のかかとを恥骨に引き寄せ、右足のかかとをその外側に、左右のかかとを前後に並べるように引き寄せます。
これが基本ですが、足の位置がずれることもあります。坐骨や骨盤に安定しているなら、ずれてもOKです。

A 床に接しているお尻の肉を後ろに手でかきだすようにすると、坐骨が後方に1〜2pずれて、マットをしっかり感じられます。そのうえで肛門を軽く閉じ、骨盤底を安定させます。

B 右手は、掌を浮かし指の腹でつく形状をカップハンドといいますが、カップハンドでお尻の後方に置きます。左手は右足の腿に置きます。らくに置けるところに置きます。

C 息を吐いて坐骨でマットを押し下げ、吸う息で頭部を上方に引き上げるようにしたら、ゆっくり息を吐きながら脊柱を意識して、腰椎、胸椎、頚椎と下方から順々に右へねじっていきます。視線も右いっぱいに。ドライアイ気味の場合、目は閉じてもOK。らくな呼吸でこの姿勢を保持します。3〜4呼吸。

D もう一段階ねじりを深めます。坐骨でマットを押し下げ、頭部を引き上げ、左手でしっかり右腿を押しながら、もう一段階右へねじり3〜4呼吸。

E 大きくゆったりと息を吸いながらねじりをほどき、両手を膝に伸ばして吐く息でフーッと余分な力を抜きます。次に左方向に同様にねじって1セット。そのあとは足の前後を反対にしてもう1セット行います。