YOGAクラス 過去のテーマとヨガのポーズ

YOGAクラスの過去のテーマとヨガのポーズをご紹介します。[前のページに戻る]

1月のポーズ『木のポーズ』

今回はバランス力を高める<木のポーズ>を紹介します。
平衡感覚というのは気がつかないうちに低下しています。
うまくできないポーズをあえて行うのは億劫感を伴うかもしれません。それでますますバランス系のポーズに苦手意識を持つようになります。

安全なやり方で、順序を踏んでやっていけば、驚くほどバランス力は回復しますから、ぜひ挑戦してほしい。要するに片足でしっかり立つポーズです。

木のポーズ

準備: まず両足でしっかり床に立ちます。両足は腰幅に開き、足の5本の指とかかとで床を掴むようにします。その瞬間、土踏まずが、くっと引き上げられます。リラックスして、また床を掴みます。3回。

@ 両足を揃えます。両足を揃えるとは、うちくるぶしを揃えることです。外反母趾気味やO脚傾向がある場合は、つま先を少し開くと安定します。

A ボールを蹴るシーンを想像して。どちらの足で蹴るのを想像しましたか? 右足という場合、あなたの利き足は右、軸足は左です。左足で立つほうが安定感があるので、そこからはじめます。
反対に利き足が左の人は、軸足の右足からはじめます。要するにやりやすいほうの足からはじめます。あんまり左右の差はないという人はどちらからでも。

B 右足を左足の内側で、かかとをあげ、指先で立ちます。これだけでもいいのですが、大丈夫そうだったら、足の位置を上げます。写真などでは左脚の付け根に右足のかかとが来るような写真がよくありますが、そうしなければ効果がないのではありません。バランス力が有り余っていると退屈して集中が散漫になりますから、少し難易度を高くする必要があります。
つまり膝のところで十分です。もっと低い位置でもOK。これだったらバランスを崩しそうになったら、すぐ足指を床につければいいのです。

C 顔もへそも正面に向け、目は少し遠くをソフトに見て、胸の前で合掌。この姿勢で安定したら、ゆっくり息を吐きます。

D 静かに吸いながらゆっくり上方に合掌した手を上げていきます。そのまま4〜8呼吸。
ゆっくり@の姿勢に戻し、呼吸を整えます。
左右を反対にして同様に行います。2セット。

バランス力が高く、退屈を感じるくらい安定している人は、目を静かに半眼、さらにはそっと瞼を下ろします。ぐらっと来たら、いったん解いて最初から行います。リラックスして、ほほ笑みかけるように前方1点を見て行います。