YOGAクラス 過去のテーマとヨガのポーズ

YOGAクラスの過去のテーマとヨガのポーズをご紹介します。[前のページに戻る]

10月のポーズ『ひねりのポーズ』

今回紹介するのは、自身の体の感覚に注意を向けて、気持ちを寄り添わせて、体を癒していくポーズです。
体幹をツィストし、背中や腰に心地よい刺激があります。というか、心地よい刺激を探り当てていくポーズです。自分の体とも、コミュニケーション力が高まっていきます。

ひねりのポーズ

@ 仰向けになり、背中をゆったりマットにつけ、両脚を揃えます。息を吐いて、

A 吸いながら、右膝(ひざ)を曲げ、腿(もも)を胸のほうに引き上げる。

B 左手を右膝頭に添えて、息を吐きながら、左床方向に引き寄せ、体幹をツイストさせます。同時に、顔をゆっくり右に向け、右手を見ます。右肩、右肩甲骨はマットから浮かせないように、むしろマットに沈めるような気持ちで。

*モデルは柔軟性が高いので、右肩を浮かすことなく、右膝が床につきますが、普通は膝が床につくと、肩は浮きます。膝は床から浮いてもよいので、右膝と右肩が反対方向にバランスよくストレッチされることで、体幹がツイストされます。

C 楽な呼吸をしながら、今度は右膝の高さを塩梅していきます。腿を高く胸に引き寄せるようにすると、両肩甲骨(けんこうこつ)の間あたりが刺激されます。膝の位置を下げて腿が床と直角ぐらいになると、ウエストや、腰がツイストされる。今日の「気持ちいい」を探り当てていきます。

D 右腕は、その人・その時によって、肩より高い位置に置くと気持ちいいとか、肩がきついから腕を下げたほうがいいとか違ってきます。左右でも違います。「こうかな、ああかな」と、のどかに探っていけばいいのです。4〜8呼吸。左右を反対にして同様に。